筑後川の鵜飼い漁始まる 去年は7月大雨後中止

夏の風物詩、アユ漁が筑後川で解禁され、福岡県朝倉市の原鶴温泉では20日から伝統の「鵜飼い漁」が始まりました。

首に紐を付けた鵜が勢いよく水に飛び込みます。

再び水面にあがってきた鵜のくちばしにはアユがくわえられています。

20日解禁となったアユ漁に合わせて始まった伝統の「鵜飼漁」。

筑後川の鵜飼漁は毎年5月中旬から9月末にかけて行われますが、過去には2017年の九州豪雨や新型コロナウイルスで何度も中止に追い込まれました。

再開した去年も、大雨災害で川に土砂が流入した影響で舟が出せず期間半ばでの中止を余儀なくされました。

3年ぶりの全期間・開催を目指す今年、漁に同行して川を下る見学用の屋形船も8月末までの週末を中心に運航される予定です。

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