金沢市が能登半島地震の課題を検証 帰宅困難者の発生や避難所開設遅れなどを議論

金沢市の能登半島地震の対応を検証する有識者会議の初会合がきのう開かれ帰宅困難者の受け入れなど7つの項目で課題が示されました。

きのう金沢市が開いた能登半島地震の課題検証会議には災害に関する専門家や地域の代表などが参加しました。

会議では金沢駅周辺に帰宅困難者が発生したことや避難所の開設が遅れた地区があったことなどが報告され7つの検証項目が示されました。

委員からは情報の伝達や避難所の運営など市と地域との連携の強化が必要といった意見があがりました。

北陸大学・田中純一教授:

「もちろん能登と同じような課題というものあると思いますけど、やはり都市部の特殊性も生かしたなかでの課題、しっかりとみていく必要があるなと思っています」

この議論は、市が来年度に改定する防災計画に反映させるということです。

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