エンゼルス 5回に3本塁打7得点の猛攻で逆転勝利 地区最下位脱出

【エンゼルス9-7アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

日本時間5月21日、ミニッツメイド・パークで行われたエンゼルス対アストロズ3連戦の初戦は、エンゼルスが5回に3本塁打7得点の猛攻で、最大5点差を逆転し9対7で勝利した。エンゼルスは2番手で2回無失点と好投したホセ・スアレスが今季初勝利(0敗)を挙げ、5番手で登板したカルロス・エステベスが7セーブ目をマーク。一方、アストロズ先発フランバー・バルデスは、5回10安打8失点で2敗目(3勝)となった。

エンゼルスは初回に犠牲フライで先制に成功。しかし、先発リード・デトマーズは2回裏に先頭ジェレミー・ペーニャにヒットで出塁を許すと、二死2塁からヤイナー・ディアスのタイムリーとホセ・アルトゥーベの2試合連続となる9号3ランで4点を失う。4回裏にも一死2塁からマウリシオ・デュボンに2号2ランを打たれ2点を失い、この日最大となる5点のリードを許す。

しかし、5回表に先頭ウィリー・カルフーンがヒットで出塁すると、四球でチャンスを広げ一死1・2塁からノーラン・シャニュエルが5号3ランを放ち3点を返す。その後、テイラー・ウォード、ケビン・ピラーの連続ヒットで再びチャンスをつくると、ローガン・オホッピーが初球を砕き4号3ラン。続く、ジョー・アデルも初球を打ち9号ソロ。この回打者一巡、3本塁打7得点で逆転に成功する。6回表にもザック・ネトが直近5試合で3本目となる6号ソロを放ちリードを3点に広げる。

先発デトマーズは4回6失点で降板も、以降のスアレス、アダム・シンバー、ハンター・ストリックランドがそれぞれ無失点投球の好投。9回裏にエステベスがカイル・タッカーにタイムリーを浴び1点を失うも9対7で勝利した。

若手のホープが活躍し勝利を収めたエンゼルス。特に、アデルは9回裏、ディアスのライトへの大飛球をホームランキャッチの好プレー。本塁打もシーズンキャリアハイを更新する9本目を放つなど、攻守にわたり活躍。伸び悩んでいたプロスペクトが今季ついに覚醒となるか。

The post エンゼルス 5回に3本塁打7得点の猛攻で逆転勝利 地区最下位脱出 first appeared on MLB.JP | MLB日本語公式サイト.

© MLB Advanced Media, LP.