革新的でパワフルなテクノベース サウンドの制作秘話を語る 「チャレンジャーズ」特別映像

2024年6月7日より劇場公開される、ゼンデイヤ主演、ルカ・グァダニーノ監督最新作「チャレンジャーズ」から、トレント・レズナーとアッティカス・ロスがサウンドの制作秘話を語る、特別映像が公開された。

映像では、ルカ・グァダニーノ監督とゼンデイヤ、そして音楽を担当したトレント・レズナー、アッティカス・ロスが、本作の音楽について語っている。レズナーとロスは、「ソーシャル・ネットワーク」「ソウルフル・ワールド」で2度のアカデミー賞を受賞し、ルカ・グァダニーノ監督とは「ボーンズ アンド オール」で仕事をともにしている。「作曲家として常にサウンドデザインと作曲の限界を押し広げようとしてる」の言葉通り、本作では革新的でパワフルなテクノベースを作り出した。

「ボーンズ アンド オール」の完成直後に監督から本作のオファーがあり、その際に映画についての説明は「めちゃくちゃSEXX(・・)Y」という一文のみだったという。また、ルカ監督は、サウンド内で2つの強力な要素があったと語る。それは、“エロティック”や“骨が砕ける音”といった表現と、楽曲が持つ鼓動とエネルギーだ。特に本作に流れるテクノサウンドについては、レズナーが「心臓の鼓動のように高鳴り、映画を楽しく感じさせるようなテクノはどうだろうか?」という、監督からの提案がきっかけだったことを明かしている。

「チャレンジャーズ」は、テニスの世界を舞台に、2人の男を同時に愛するテニス界の元スター選手と、彼女の虜(とりこ)になった親友同士の若きテニスプレイヤーの、10年以上に渡る愛の物語。「君の名前で僕を呼んで」「ボーンズ アンド オール」など、さまざまな”愛”を描いてきたルカ・グァダニーノ監督がメガホンを取った。

主演を務めるのは、ルカ・グァダニーノ監督作の出演は初となるゼンデイヤ。すべてを手に入れたテニス界の元トッププレーヤー、タシ・ダンカンを演じる。「ザ・クラウン」のジョシュ・オコナー、「ウエスト・サイド・ストーリー」のマイク・フェイストが、タシの虜になった親友同士の2人の若き男子テニスプレーヤー役を務める。

【作品情報】
チャレンジャーズ
2024年6月7日(金)全国公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
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