オーダー家具などを手掛けていた家具製造会社が、事業を停止し倒産したことがわかりました。
民間の信用調査会社「東京商工リサーチ」によりますと、田上町の「やまだ工芸」は1973年に創業。原材料から仕上げまでの一貫生産体制で、オーダー家具や和洋家具の製造を手掛けていました。法人向けを主体にオンラインショップを開設し、個人向けの販売も進めていました。
しかし、新型コロナの感染拡大で生活様式は変化し、家具需要は低迷。売上高は減少傾向となりました。販売不振で採算的に恵まれない状況が続き、事業継続は困難と判断されました。
負債総額は約6000万円と見込まれています。
