【V×V(ぶいぶい)TuesDay】今回はサッカーとバスケの2本立てです。まずはV・ファーレン長崎からです。クラブ新記録!リーグ戦の負けなしを連続「14試合」に伸ばしました。
下平隆宏監督:
「決定力を持った選手もいる中で、ここ2試合0ゴールはすごく寂しいので、次こそ勝ち点3とれるように準備をしていきたいと思います」
前節終了後、2試合連続の無得点に「寂しさ」を口にしていた下平監督。今節の鹿児島戦はそのうっぷんを晴らすような試合となりました。
前半10分、マテウスのラストパスをマルコスが決めて先制。V・ファーレンに3試合ぶりのゴールが生まれます。
その後はピンチも招きましたがキーパー原田が再三のファインセーブでチームを助けます。
GK 原田岳選手:
「クロスからのヘディングは意識していたのでうまく対処できてよかったです、自分の力だけでなくチーム全体の守備がしっかり統一しながらやりきった結果が3試合連続無失点に繋がったのかなと思います」
相手の攻撃をしのいだV・ファーレンは後半13分、マテウスが左足を振りぬき追加点。
さらに松澤の今シーズン初ゴールでダメ押しの3点目。4試合ぶりの勝利で2位をキープし、リーグ戦の連続無敗記録を「14」(3節~16節 うち引き分け数:5)に更新しました。
下平隆宏監督:
「3得点とれて勝てたことすごくポジティブですし、ここ3試合無失点できょうも無失点ですけど、失点しなかったことは非常に大きいと思います、キーパーの原田岳選手を中心に集中力高く守備をしていると思います」
下平監督は「ことしは失点しないチーム作りを目指す」と以前のインタビューでも語っていて、その言葉通りに守備の安定感が増してきた印象です。
これまでのクラブ記録は2017シーズンにJ1昇格を達成したとき(13試合連続負けなし…30節~42節 うち引き分け数は3)のもの。今シーズンはまだ半分も消化していませんが、J2優勝、J1昇格を期待せずにはいられません。
長崎ヴェルカ 契約情報
B1初年度のシーズンが終了し、来季の契約情報が届き始めています。更新トップバッターはもちろんこの選手でした。
長崎ヴェルカ創設メンバーにして契約第1号選手、松本健児リオン。今シーズンは自身、B1初挑戦ながらチーム最多の53試合にスタメン出場しました。
松本健児リオン選手:
「B1の厳しさっていうのを思い知らされて、難しい期間は長く続いたんですけど、成長できたシーズンだと思うし、いいシーズンだったのかなと思います」
ディフェンスを武器とする松本。各チームのエース級選手としのぎを削り、ギリギリの勝負を重ねました。
松本健児リオン選手:
「ベストプレーヤーとのマッチアップはすごく楽しかったんですけど、(ホームで)島根とやって負けたとき、勝負所での決定力の強さはかなり感じたので、そういったときにどういった仕事ができるか、来季はそれこそチャンピオンシップに絡めるようになりたいし、個人としてももっともっとオフェンスでもディフェンスでもリーグにインパクトを与えられる選手になりたい」
ヴェルカの歴史は松本健児リオンと共に。ミスターヴェルカ、松本はすでに次のシーズンを見すえています。
松本選手、ヴェルカ加入前は1年間所属チームがなく一時は引退も考えていたなんて今では信じられません。松本選手は「B1、2シーズン目。今まで以上に結果にこだわって、全力でプレーします」とコメントしています。
そして21日午後5時、B1 茨城から山口颯斗選手が加入することが発表されました。
身長195センチ、25歳の山口選手は今季B1で52試合に出場。1試合平均 10.9得点、ヴェルカとの2連戦ではGAME 1に23得点、GAME 2に16得点を挙げていました。
山口選手は、有望若手選手を集めた男子日本代表チームの育成キャンプにも選出されています。ヴェルカにどうマッチしてくれるか楽しみです。