特定検診で“血管年齢”も測定 受診率向上目指しみやき町で全国初の試み【佐賀県】

特定健診の受診率が県内20市町の中で17位と低迷しているみやき町。受診率の向上をめざし、健診の際に“血管年齢”を測る全国初の試みが始まりました。

みやき町は特定健診の受診率が約39%で、県内20市町の中で17位と県全体の平均の受診率を下回っています。
受診率を高めようと、町は21日始まった今年度の特定健診から“血管年齢”の測定を行うことになりました。
みやき町によりますとすべての受診者を対象に血管年齢の測定を行うのは全国で初めてだということです。

【リポート・近藤逸郎】
「それでは私も血管年齢測定を測ってみます」

計測は5分から10分程度で、動脈の硬さや詰まり具合などを調べることができます。

「結果がでました。動脈のつまり具合は正常だということです。少し安心です」

【メディカルコミュニティセンター館長 野瀬大輔さん】
「全国初の取り組みになりますのでみやきから、佐賀県から佐賀モデルとしてこれを全国に広げていければという思いでやっている」

【町民】
「自分で自覚がないでしょう。だから調べてもらって用心した方がいいのかなというのはわかった」

血管年齢の測定は、町の特定健診が行われる11月までとなっています。

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