白神山地の「暗門エリア」入山者数がコロナ禍前を上回る 「ブナ林散策道」は2016年以来過去最多

2023年に世界自然遺産登録30周年を迎えた白神山地についてです。暗門エリアに入山した2023年度の人数は、コロナ禍前を上回りました。

これは、青森県の弘前市と西目屋村などのメンバーでつくる白神山地活性化実行委員会の総会で報告されたものです。

西目屋村がまとめた資料によりますと、白神山地の世界遺産地域となっている暗門エリアには、2023年度3万2834人が入山し、前年度の3倍近くになりました。コロナ禍前の2019年度に比べても123%と増加しました。

内訳別では、ブナ林散策道は、2万6703人となり、2016年に観測を始めて以来、過去最多となりました。

【弘前市 桜田市長】
「コロナ前よりも多かったということが結果として出ましたので、これを弾みにして、さらに国内はもとより、海外にも情報発信をして誘客に努めていきたいと思ったところです」

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