2年ぶりに群馬県が手足口病の警報を発令 手洗いなど感染予防呼びかけ

群馬県庁

子どもの夏風邪として知られる手足口病の患者が急増していることから、群馬県は5月21日、警報を発令し注意を呼びかけています。

警報発令は2年ぶりです。県によりますと、手足口病の患者は、5月13日から19日までの医療期間1カ所あたりの報告数が県全体で6・67人となり、国の警報発令の基準値5人を超えました。

保健所別では富岡が25・5人で最も多く、次いで伊勢崎の13人、高崎市10・44人となっています。手足口病は、乳幼児に多い夏風邪として知られていますが、飛沫や接触で感染し口の中や手のひらなどに発しんが出て痛みも伴います。

県では、トイレやおむつ交換の後には手洗いをすることやタオルを共有しないことなど感染防止策を呼びかけています。

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