運転免許“失効中”に公用車運転し事故 秋田県の男性職員、停職6カ月の懲戒処分に

運転免許証が失効した状態で公用車を運転し、交通事故を起こしたなどとして、秋田県は21日付で、県の機関に勤務する男性職員を停職6カ月の懲戒処分にした。

停職6カ月の懲戒処分となったのは、秋田地域振興局管内の県の機関に勤務する51歳の男性職員。

職員は2023年10月、公用車を運転して出張した際、由利本荘市内のコンビニエンスストアの駐車場で電柱に衝突し、同乗していた職員にけがをさせた。

事故により、職員の運転免許証の有効期限が2017年に切れていたことが判明した。

職員は免許証の失効を認識していたにもかかわらず、その後も公用車などを222回運転して出張したほか、県の許可を得て自家用車で通勤していた。

なお、職員は2024年3月に過失運転致傷などの疑いで検察に送致されている。

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