「新県立体育館」整備費200億円程度に 物価高騰で当初より10億円増額の見通し 秋田

新たな秋田県立体育館の整備費は、資材費や人件費の高騰で当初の計画より10億円増える見通し。

新たな県立体育館は、秋田市の八橋運動公園に整備され、2028年秋の開館が予定されている。

メインアリーナは、6000人以上を収容できる客席が設けられ、プロバスケットボールの新たなリーグの最高峰「Bプレミア」の基準を満たすことになる。

21日に開かれた県議会産業観光委員会で、県は、新県立体育館の今後の整備について報告した。

それによると、当初190億円程度と見込まれていた整備費は、物価上昇による資材費や人件費の高騰で10億円増加する見通しだが、県は国の交付金などを活用し、負担額を100億円程度に抑えたいと説明した。

また、駐車場は、秋田ノーザンハピネッツの試合など興行の際は主催者が料金などを決める一方、公園の散策など通常時の使用は3時間まで料金を無料にするという。

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