【中日】立浪監督「投手陣がよく粘ってくれた」 7人の継投で今季5度目ドロー

試合後、ファンにあいさつする中日・立浪監督

中日は21日の巨人戦(東京ドーム)に延長12回、1―1で引き分け。立浪和義監督(54)は「お互い点が取れない中で、投手陣がよく粘ってくれた」と巨人打線に1点しか与えなかった7人の投手たちをねぎらった。

今季2敗を喫している天敵の巨人先発・山崎伊に6回まで無失点。6回一死一、三塁の場面ではビシエドが5―4―3のゲッツーに倒れて先制のチャンスを逃した。だが、指揮官は「野球にはゲッツーはつきもの。これはしょうがない」とビシエドをかばった。

7回には田中のプロ初本塁打で1点を先制したがその裏、2番手・清水が一死三塁から吉川に犠飛を許し、同点に追いつかれた。それでも8回以降は松山―藤嶋―橋本―梅野―マルティネスと無失点リレーで今季5度目の引き分けに持ち込んだ。「点を取れない中であの1点を守り切りたかったというのはありますけど、その後の投手が踏ん張ってくれた。明日頑張ります」。立浪監督は気持ちを切り替えていた。

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