上海市、1~4月に新ブランド498店舗が進出

上海市、1~4月に新ブランド498店舗が進出

上海を訪れ、中国の顧客やパートナーにオリアート誕生の物語を話す米コーヒーチェーン大手スターバックスの創業者で名誉会長のハワード・シュルツ氏。スターバックスの中国法人、星巴克企業管理中国(スターバックス中国)は3月22日から、スターバックスのコーヒーとイタリア産エキストラバージンオリーブオイルを組み合わせた新シリーズ「オリアート(Oleato)」の販売を開始した。(3月21日撮影、上海=新華社記者/許曉青)

 【新華社上海5月22日】中国の上海市商務委員会はこのほど、同市では今年1~4月に、さまざまなブランドの1号店計498店がオープンし、規模・質共に過去最高を記録したと明らかにした。1日平均4店舗が新たに誕生したことになり、同市は国内外の新ブランドが初進出、初公開、初出店する場であり続けている。

 国際ブランドによる初出店や新製品発表、ショーや展示会の初開催をより多く誘致するため、同市はこのほど、「首発経済(デビューエコノミー)の質の高い発展をさらに推進するための若干の措置」を打ち出した。毎年3~5月には新製品発表シーズンイベント「首発上海・First in Shanghai」を開き、世界に発信する。

 この施策はトップブランドの新規出店を支援するだけでなく、品質や商業的価値の高い内外ブランドがより多く上海でデビューし、ショーや展示会を開くことを奨励する。イベント主催者には会場費や展示施設建設、宣伝・プロモーションなどの実質的な投資額の3割、最高100万元(1元=22円)の補助金が供与される。

 また同市は、新製品の輸入通関の利便性を図り、保税商品の展示取引業態を発展・拡大させていくことも明らかにした。(記者/周蕊)

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