【袴田事件再審】「4人の尊い命が奪われたことを忘れないで」被害者の孫の意見書を検察が読み上げ

袴田事件の再審公判は22日に結審します。やり直しの裁判が続く静岡地裁から中継です。

斉藤力公 記者:
5月22日の再審公判は午前11時から始まり現在も続いています。さきほど殺害された夫婦の孫が「4人の尊い命が奪われたことを忘れないで欲しい。再度、真実を明らかにして欲しい」とする意見書が検察官によって読み上げられました。

袴田さんの代わりに裁判に出ている姉のひで子さんは、少し緊張した面持ちで遺族の想いに耳を傾けていました。

2023年10月に始まった袴田さんのやり直し裁判は、22日午後すべての審理を終える予定です。

有罪の立証を続けてきた検察側が再び死刑判決を求めるか注目されます。

以上中継でお伝えしました。

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