中高生、選挙に関心を 図書館が体験型展示

 22日公示の参院選から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられるのを受け、相模原市南区の市立相模大野図書館で「18歳選挙権」をテーマにした体験型ミニ展示が行われている。若者、特に中高生に選挙に少しでも関心を持ってもらいたいと、市選挙管理委員会から借りた本物の投票箱を設置、同図書館の10代向けサービスで何を拡充してほしいかを投票してもらう「模擬選挙」を実施中だ。

 同図書館3階の行政PRコーナーで「選挙ってなんだろう。」と題して、啓発ポスターや選挙関連のお薦め本、女子美術大学の学生が市議会の依頼で描いた「市議会紹介漫画」などを展示。

 模擬投票では、それぞれ▽将来に役立つ情報▽漫画などの楽しい資料▽ネット環境▽グループ活動のサポート−の充実をマニフェストに掲げた架空の政党に票を投じる仕組みで、今後の図書館運営に役立てていきたいという。

 24日まで。月曜休館。電話042(749)2244。

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