「日米同盟を強化」 中谷防衛相

 中谷元防衛相は19日、横浜市青葉区内で街頭演説し、中国軍艦が尖閣諸島の接続水域に入るなど周辺での活動を活発化させていることについて「民主党政権時の外交や安全保障政策の失敗が、中国に(こうした活動への)口実を与えてしまった。私たちは自衛隊と海上保安庁と連携し、日米同盟を強化し、しっかりと安全保障をやっていく」などと述べた。

 安全保障法制については「わが国を守るもので、違憲ではない」と説明した上で「日米の絆、信頼関係は非常に強固になり、わが国の安全保障の抑止力も対処力も向上している」と理解を求めた。

 野党が安全保障法制を廃案にすると訴えていることには「野党は実際どうするか、答えを持っていない。与党は命と平和な暮らしを責任を持って守っていく」と述べた。22日公示の参院選に立候補予定の自民党公認の三原じゅん子氏の応援で来県した。

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