民家下に深さ4メートルの空洞

避難指示継続中の宇土市

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宇土市花園台町の民家敷地内の地下で見つかった空洞。深さは4メートル以上あるとみられる(住民提供)

 熊本地震で地割れなどが見つかり、避難指示継続中の宇土市花園台町で、避難区域から数百メートル離れた民家の下に縦横数メートル、深さ4メートル以上の空洞があることが25日、分かった。陥没の恐れもあり、市は民家を含む付近の数世帯に自主避難を呼び掛けた。

 一連の余震や豪雨の影響も考えられ、市は近く民家の敷地を地盤調査する。市やこの家に住む30代男性によると、24日に草取り中の男性が家の南側に張り出した木製デッキの下に、家と地面の間に約10センチの隙間があるのに気付いた。中をのぞくと、かなりの深さがありそうだったので市へ相談。駆けつけた市や消防が調べたところ、目視で乗用車1台ほどが入りそうな深さの空洞を確認した。市は雨水が入らないよう、敷地内をシートで覆い応急処置を施した。

 男性によると、この住宅を2年前に建てた業者からは「当時の地盤調査では問題なかった」と説明を受けたという。(丸山宗一郎)