トピック2016参院選

参院選、キャッチコピー出そろう

与野党9党

 「この道を。力強く、前へ。」―自民党

 「人からはじまる経済再生。」―民進党

 10日投開票の参院選に向けた与野党9党のキャッチコピーが1日までに出そろった。自民党は安倍政権の経済政策「アベノミクス」の継続を強調。民進党は「人」を前面に打ち出した。共闘する共産、社民、生活の野党各党も、独自のフレーズで安倍政権への批判勢力の結集を目指す。

 2014年衆院選で「景気回復、この道しかない。」のキャッチコピーを掲げて圧勝した自民党は、再び「この道」を強調し、経済政策の推進を訴える。公明党は「希望が、ゆきわたる国へ。」で、党関係者は「経済成長の実感が地方や中小企業、家庭の隅々にまで行き渡るようにとの思いを込めた」と語る。

 民進党は「国民(あなた)と進む。」「まず、3分の2をとらせないこと。」とのコピーも作成した。「まず、」の方は、与党など改憲勢力による、非改選を含めた3分の2の議席獲得に危機感をにじませた。

 コピーが三つになった理由について、党関係者は「有権者の声を幅広くすくい上げようとすると、一つに絞り切れなかった」と明かした。

 民進党と共闘する共産党は「力あわせ、未来ひらく。」。広報部の担当者は「独裁政治を許さない野党や国民が立ち上がるイメージを意識した」。社民党は「アベ政治の暴走を止める」、生活の党は「生活が第一。」を看板に掲げた。

 一方、おおさか維新の会は「古い政治を壊す。新しい政治を創る。」とし、「安倍1強」打破を狙った。日本のこころを大切にする党は「消費税の新発想『納める』から『貯める』へ『消費税マイレージ』」と、独自色を出した。

 新党改革は「豊かな社会へ」と呼び掛けた。

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