子どもに安心与えて 保育士ら心のケア学ぶ

子どもの心を落ち着かせる動作を指導する東京学芸大の小林正幸教授(中央)=県庁

 熊本地震で被災した子どもの心のケアなどを学ぶ研修会が3日、熊本県庁であり、県内の保育士や幼稚園教諭ら約250人が参加した。

 子どもへの対応のほか、支援側のケアも学ぶため県が開催。東京学芸大の小林正幸教授は「心に余裕がある大人は、子どもに安心感を与える」として、心を落ち着かせる呼吸法や、子どもと手を合わせて安心させる方法などを紹介。「大人は楽しめる時間をつくり、気持ちを楽にしてと自分に言い聞かせて」と話した。

 県精神保健福祉協会理事の仁木啓介医師は「子どもが怖い思いで感じたドキドキを、楽しい体験で感じるドキドキに“上書き”してほしい」と助言した。

 参加した益城町の幼稚園に勤める井本春香さん(22)=合志市=は「子どもの表情に、地震のショックを感じることが多い。子どもの心をきちんと受け止めていきたい」と話した。(清島理紗)

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