復興の願い天まで届け 小学校商店街に七夕飾り

一緒に短冊を飾り付ける広安西小の児童と避難者=6日、益城町

 熊本地震の避難所になっている益城町の広安西小で6日、児童と避難者が七夕の飾り付けで交流した。熊本市東区の健軍商店街には、近隣の幼稚園や保育園の子どもたちが作った七夕飾りが並んでいる。復興を願う子どもたちの言葉が、人々を和ませている。

 広安西小では放課後、短冊に願い事を書き込んでいた1~3年生約40人の輪の中に、避難者たちも参加。復興への願いを天に届けようと、一緒に飾り付けを楽しんだ。

 「もう地しんがありませんように」とお願いしたのは、3年の内藤健太君。避難者の西坂恵子さん(83)は「この2カ月半、先生方に助けられてばかり」と話し、「広安西小から素晴らしい人材が育ちますように」としたためた。

 健軍商店街では毎年、同商店街振興組合青年部が七夕飾りを実施。今年は、屋根の一部が壊れるなど地震のつめ痕が残ったままのアーケード街に約20本のササが立てられている。

 短冊には「はやくおうちができますように」という切実な願いも。組合副理事長の有働栄一さん(60)は「地域の子どものために、商店街の復興へ力を合わせたい」と話した。(益田大也)

©株式会社熊本日日新聞社

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