奉納再開願って南阿蘇村・長野岩戸神楽の応援切手

勇壮な長野岩戸神楽の舞台をあしらった「応援切手」
長野岩戸神楽の「応援切手」を作った後藤千鶴さん(右)ら=南阿蘇村

 熊本地震と大雨で被害を受けた南阿蘇村の国選択無形文化財・長野岩戸神楽を支援しようと、神楽を通じて台湾との交流に取り組んできた人たちが、勇壮な舞をデザインした「応援切手」を売り出した。利益の一部を支援に充てる。

 長野岩戸神楽は300年の歴史を持ち、約20人の保存会員が毎年5月と10月に奉納してきた。だが、4月の熊本地震でほとんどの会員が自宅や農地に被害を受け、5月の奉納を断念。6月の雨でさらに被災した人もいる。  それでも、「10月は必ず奉納する」という会員らの熱意を支えようと、台湾交流に取り組んだ実行委メンバーらが立ち上がった。

 神楽を通じた台湾との交流は2012年に始まり、これまでに2度現地で公演。実行委幹事の後藤千鶴さん(60)=同村=は「神楽の再建を村復興の象徴にしたい」と話す。

 82円10枚セット(1500円)を阿蘇白水郷美術館で販売。売り上げの一部を保存会に寄付し、被災した神楽殿や道具の修復などに充てる。同美術館TEL0967(62)8200。(堀江利雅)

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