JR豊肥線 阿蘇-豊後荻、86日ぶり再開

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一日駅長の佐藤義興・阿蘇市長による合図で阿蘇駅を出発する九州横断特急=9日、阿蘇市

 JR九州は9日、熊本地震の影響で運休している豊肥線の肥後大津(大津町)-豊後荻駅(大分県竹田市)のうち、阿蘇(阿蘇市黒川)-豊後荻駅の運転を86日ぶりに再開した。

 午前9時45分、九州横断特急が汽笛を鳴らして阿蘇駅から別府駅(大分県別府市)へ向けて出発。10分後、同駅から阿蘇駅に列車が到着すると、乗客を旅館の女将[おかみ]ら観光関係者約200人が笑顔と拍手で出迎えた。

 子ども3人を連れ訪れた大分市の会社員鹿野誠さん(37)は「再開を心待ちにしていました。地震の爪痕が列車の窓から見えましたが、元通りになることを願っています」と話し、近くの道の駅「阿蘇」へ向かった。

 阿蘇駅では記念式典があり、一日駅長の佐藤義興阿蘇市長が「多くの観光客を呼び込み、被災地阿蘇の現状を知ってもらいたい」。JR九州熊本支社の山下信二支社長は「大分方面からの乗客が増えるようなPRに努め、阿蘇を盛り上げたい」と述べた。

 同社によると、再開区間は約25・3キロ。九州横断特急は別府-阿蘇駅を1日3往復、普通列車は大分-宮地駅を1日5往復する。阿蘇-肥後大津の残り区間27・3キロは、再開の見通しが立っていない。(上杉勇太)

トピック平成28年熊本地震

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