半壊の宇土市本庁舎、解体着手

17年3月まで

©株式会社熊本日日新聞社

半壊した宇土市本庁舎の解体工事開始を知らせる看板を設置する作業員=同市

 熊本地震で半壊し、使用不能となった熊本県宇土市本庁舎(浦田町)の解体工事が11日、始まった。来年3月までに、隣の議会棟、車庫棟も含めて一体的に取り壊す。

 5階建て本庁舎は、4月16日の本震で4階部分が激しく損壊。ほかの2棟も壁の損壊などがあり、いずれも立ち入り禁止になった。

 作業員らが、本庁舎のある敷地一帯を、安全確保のために金属製の板で覆う「仮囲い」に着手。板を取り付けるために、高さ3メートルの骨組みを慌ただしく設置していた。

 野添秀勝建設部長は「庁内には市道の情報を記した道路台帳などの重要書類が残る。これらをできるだけ確保しながら、工事を進めたい」と話した。

 市は現在、市民体育館(旭町)を代替庁舎として使用。解体現場近くの市役所駐車場にプレハブの仮庁舎を建設中で、8月にもこちらで業務を始める。(丸山宗一郎)