ヒトラー生家を強制収用

オーストリア、聖地化懸念

画像一部がヒトラーの生家だった、改装後の建物=2015年3月、オーストリア北部ブラウナウ(共同)

 【ウィーン共同】オーストリア北部ブラウナウにあるナチス・ドイツの独裁者ヒトラー(1889~1945年)の生家について、オーストリア政府は12日、家主から強制収用することを閣議で決めた。内務省は「ネオナチの聖地化」を防ぐために借り上げているが、家主との間で活用法が折り合わず、約5年間、空き家になっている。

 ソボトカ内相は収用後に生家を取り壊すべきだとするが、ケルン首相らは反対。左派の団体はスーパーなどへの改装を主張する。博物館など教育への活用を求める声も上がり、内務省は「さまざまな選択肢を検討する」としている。

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