兵庫県震災復興研究センター、政策提言など協力

南阿蘇村

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南阿蘇村の復興支援について提案する兵庫県震災復興研究センターの出口俊一事務局長(中央)ら=同村久木野庁舎

 阪神・淡路大震災後の復興について研究し、政策提言などをしてきた兵庫県震災復興研究センター(神戸市)の出口俊一事務局長ら3人が10日、熊本地震で被災した南阿蘇村を訪れ、復興への協力を約束した。

 同センターは1995年の震災直後、日本科学者会議兵庫支部と兵庫県労働運動総合研究所を母体に発足。研究者や弁護士らが被災者の生活再建や支援制度の課題などを研究し、政策提言や書籍出版をしている。東日本大震災の被災地でも活動した。

 出口事務局長と日弁連災害復興支援委副委員長の津久井進・弁護士らが村役場で、市原一生副村長や村議らと面会。「阪神や東日本の経験から、復興基金の設立などで助言できることもある」などと提案した。

 村内も視察し、「地割れした宅地への補償など、協力してきめ細かな支援制度設計を国に求めたい」と話した。(堀江利雅)