地震後初、熊本城への修学旅行 阿久根市の児童

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修学旅行で熊本城を訪れ、天守閣をバックに記念撮影する折多小の児童ら=12日、二の丸広場

 熊本県内への修学旅行が熊本地震で相次ぎキャンセルされた中、鹿児島県阿久根市の折多[おりた]小の児童17人が12日、熊本城を訪れた。県教育旅行受入促進協議会によると、お城への修学旅行は地震後初めて。

 県内への修学旅行のキャンセルは、6月末時点で計約1万8千人分に上ったという。

 例年5月に熊本を訪れてきた折多小6年生も、地震でいったん修学旅行を延期。行き先の変更も考えたが、「爪痕[つめあと]から災害について学ぼう」と予定通りとした。コースは県北中心に見直し、万田坑(荒尾市)などを巡る1泊2日。宿泊は南関町のホテルとした。

 熊本城ではボランティアガイドに案内され、飯田丸や崩れた石垣などを見学。サプライズで登場した「くまモン」と、天守閣をバックに記念撮影した。

 1年前にも熊本城を訪れた坂口海斗君(11)は「お城の瓦が落ちていて悲しかったが、頑張って建っていた。早く元気な姿に戻ってほしい」と復興を願った。(馬場正広)