4千人超なお避難所生活 熊本地震3カ月

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がれきが残る益城町。13日は強い雨の中、撤去作業が進んでいた=午後3時ごろ(岩崎健示)

 熊本地震は14日で前震発生から3カ月を迎えた。熊本県によると12日現在、16市町村に整備する応急仮設住宅3631戸のうち、完成したのは約4割の1429戸にとどまる。14市町村の4692人が避難所に身を寄せており、多くの被災者が生活再建に不安を抱えたままだ。

 この1カ月間で、仮設住宅は約1200戸増え、避難者は約1700人減った。県外避難、車中泊など把握できない避難者も多い。6月下旬以降は大雨による避難指示、勧告も相次いだ。

 住宅被害は全壊8299棟、半壊2万5932棟、一部損壊12万584棟。益城町などで全半壊家屋の公費解体が始まった。

 被災した交通網のうち、JR豊肥線の阿蘇─豊後荻(大分県竹田市)が再開、九州新幹線は通常ダイヤに戻った。国土交通省は南阿蘇村の国道57号、阿蘇大橋の新ルートを示した。

 気象庁によると、4月14日の前震から7月13日午後5時まで、震度1以上を計1885回観測。7月に入って回数は減ったが、9日には最大震度4を観測した。(熊本地震取材班)

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