神戸の学生ボランティアら 遊び場作り園児と交流 阿蘇市

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ウオータースライダーを楽しむ園児を見守る学生スタッフら=阿蘇市

 神戸市の神戸新聞社が企画する災害ボランティアの学生スタッフが15日、熊本県阿蘇市の熊本YMCA尾ケ石保育園でウオータースライダーを手作りし、園児らに楽しい時間をプレゼントした。

 同社は1995年の阪神大震災を風化させず、若者に防災意識の大切さを伝えようと、2014年に「117KOBEぼうさい委員会」を設立した。

 現在は約70人が登録し、全国の被災地などで定期的に活動。熊本地震では、6月に西原村で倒壊家屋のがれき処理などに当たった。第2弾の今回は、14日から1泊2日で阿蘇市を訪れた。

 学生たちは、別の支援活動で訪れた神戸YMCAのスタッフと協力。保育園にある幅約1メートル、長さ約20メートル、約7メートルの段差にブルーシートを敷いてスライダーを作り、大喜びする園児らに滑り方を教えて一緒に楽しんだ。

 神戸学院大2年の喜田悠太郎さんは「阪神大震災は自分が生まれる前に起きたので実感がないが、熊本地震のすごさには驚いた。災害への備えや、心のケアの大切さを学んだ」と収穫を得た様子だった。(岡本幸浩)