阿蘇市の小中学7校で給食再開

3カ月ぶりの給食を楽しそうに食べる内牧小の6年生=阿蘇市

 熊本地震以降、休止していた阿蘇市の小中学7校(波野地区の2校除く)の給食が再開し、子どもたちは「おなかいっぱい食べられる」「待ってました」と大喜びだった。

 市教委によると、給食を提供していた市阿蘇給食センター(同市黒川)が本震で、調理や消毒のため蒸気を送る配管や受水槽、排水管などが損傷。一の宮、阿蘇の2地区の5小学校と2中学校の児童・生徒、教職員計約2100人分を配食できなくなった。

 各学校は5月9日の再開後、パンと牛乳の簡易食を中心に週1~2回の弁当で代用。保護者らの要望もあって復旧を急ぎ、外構工事を除いて終了した。14日に点検を兼ねて試作し、問題ないことを確認して再開した。

 再開後初のメニューは、人気のポークカレーライスやフルーツヨーグルトなど。センターのスタッフが朝から慌ただしく調理に臨み、各校に配送した。同給食センターの種子野謙二所長(56)は「子どもたちや保護者に迷惑をかけた。楽しんで食べてほしい」。

 7校のうち内牧小では各教室で配膳中、「地震後、初めての給食です。いろんなことに感謝しながら食べましょう」と校内放送。6年1組の給食当番、光原真太郎君は「久しぶりの配膳で少し戸惑った。みんな再開を楽しみにしていたのでうれしい」と笑顔いっぱいだった。(岡本幸浩)

©株式会社熊本日日新聞社

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