野村万作・萬斎さんら復興支援狂言 水前寺成趣園

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熊本復興支援で開かれた狂言「附子」で、太郎冠者を演じる野村萬斎さん(右)と主(あるじ)役の万作さん(中央)=18日、熊本市中央区

 狂言師で人間国宝の野村万作さんと、萬斎さん・裕基さん父子が出演した熊本復興支援の狂言が18日、熊本市中央区の水前寺成趣園の能楽殿であった。3人による「親子3代」の舞台は珍しく、詰め掛けた観客を楽しませた。

 熊本地震で県立劇場が被災し、毎夏恒例の公演ができなくなったため、狂言の「笑いのエネルギー」で熊本を元気づけようと、無料で開催。能楽殿前の広場からあふれるほど大勢の観客が訪れた。

 演目は代表的な狂言の「柿山伏」「附子[ぶす]」の2曲。附子では、主[あるじ]を万作さんが、次郎冠者[かじゃ]と愉快なやりとりを繰り広げる太郎冠者を萬斎さんが演じた。猛毒・附子の正体を知って食べてしまい、とんでもない言い訳を考え出す太郎冠者らの演技が会場の笑いを集めていた。裕基さんは、萬斎さんの地謡[じうたい]で小舞「蝉[せみ]」を披露した。

 会場には募金箱を設置。募金は県文化協会に寄付し、被災した文化財などの復興に役立てる。(吉田紳一)

トピック平成28年熊本地震

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