「ライオン逃げた」デマ投稿の男逮捕 全国初

容疑者がツイッターに投稿した路上を歩くライオンの画像(県警提供)

 熊本東署と県警サイバー犯罪対策課などは20日、熊本地震の前震直後に熊本市動植物園からライオンが逃げたというデマを短文投稿サイト「ツイッター」に投稿したとして、偽計業務妨害の疑いで、神奈川県、会社員の男(20)を逮捕した。災害時にインターネット上にデマを書き込んだとして逮捕されるのは、全国初。

 逮捕容疑は4月14日午後9時52分、自宅でツイッターに「おいふざけんな、地震のせいでうちの近くの動物園からライオン放たれたんだが熊本」という文章と、路上に立っているライオンの画像を投稿し、同園の業務を妨害した疑い。

 県警によると、投稿は1時間で2万件以上リツイート(転載)されて広がり、同園には市民から100件以上の問い合わせの電話が相次いだ。容疑者は「みんなを驚かせようと悪ふざけでやった」と供述しているという。画像はスマートフォンでネット上から探し出し、ダウンロードしたらしい。

 岡崎伸一園長は「情報が混乱しているなかで、ありもしない情報を発信するのは極めて遺憾。多くの方々が心配されたはずで、今後このような虚偽の情報発信がないように願っている」とのコメントを出した。

 熊本地震では「大型ショッピングセンターで火災発生」など、さまざまな悪質なデマが流布した。

©株式会社熊本日日新聞社

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