夏休み最大16日短縮し、地震休校の授業カバー

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 熊本県内の多くの小中学校が20日、終業式を開き、児童生徒は夏休みに入った。熊本地震で被害が大きかった地域は休校日数をカバーするため、終業式をずらすなどして夏休みを最大で16日間短縮。子どもたちにとっては“短い夏”となる。

 夏休みが最も短いのは熊本県益城町の25日間で、終業式を7月末にずらし、2学期の始業式を8月22日に早めた。町教委によると、5月9日の学校再開後も避難訓練や聞き取り調査などで授業に充てられなかったため、休校日の12日間より短縮期間を伸ばした。

 被害が大きかった地域では、熊本市、南阿蘇村、西原村が終業式を7月22日に遅らせ、御船、甲佐、嘉島、山都町なども月末にずらした。休校が多かった八代市も11日間、夏休みを短縮した。

 熊本市の16小学校、8中学校は体育館を使えず、運動場や放送による終業式を予定。これまで9月1日だった2学期の始業式を8月25日に早める。

 最大13日間休校した県立高も34校が夏休みを短縮。一部は20日に終業式を開いたが、30校は予定をずらした。(福井一基)