可燃ごみ処理、全施設で運転再開 熊本県内

2号機が再稼働した御船甲佐クリーンセンターに、ごみを運び込む収集車=21日、御船町辺田見

 熊本地震の影響で運転できなくなった県内の可燃ごみ処理施設8カ所のうち、最後まで停止していた御船甲佐クリーンセンター(御船町辺田見)2号機が21日、再稼働した。各自治体や事務組合が常設する処理施設が全て復旧したことで、今後の家屋解体で増加が見込まれる災害ごみなどが地元で処理しやすくなるとみられる。

 同センターは御船町と甲佐町でつくる事務組合が運営。地震で焼却炉と基礎をつなぐボルトが抜けるなどの被害が出て、2基ある炉がともに停止した。このため両町のごみ処理は宇城広域連合と山都町に委託。9日に1号機が再稼働していた。

 21日は約6トンの事業系ごみを受け入れ、1号機と2号機で焼却。上田弘明事務長は「家屋解体が進む今後、ごみの回収量が増えるとみられる。2号機の再稼働が間に合ってよかった」と話した。

 県循環社会推進課によると県内では一時、地震による被害が大きかった5市3町の可燃ごみ処理施設8カ所で稼働がストップ。このうち県内最大の処理能力(1日600トン)がある熊本市東部環境工場は全2基が停止したが、5月16日までに復旧。益城町にある益城クリーンセンターは同30日に再開していた。

 一方、可燃ごみを固形燃料(RDF)に加工する大阿蘇環境センター未来館(阿蘇市)は施設の復旧作業を残したまま、20日までに全2基で運転を再開。処理能力が通常の6割程度にとどまっており、8月からの全面再開を目指している。(池田祐介)

©株式会社熊本日日新聞社

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