「ふっこう割宿泊券」サイトつながらず 県、販売方法見直し

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県の観光予約サイトに掲載された「九州ふっこう割熊本宿泊券」の販売トラブルのおわび

 熊本地震で落ち込んだ熊本県内観光を支援する「九州ふっこう割熊本宿泊券」は22日午前2時、21万枚(額面10億5千万円分)を完売した。ただ、20日午前10時の発売から40時間、販売窓口のウェブサイトは接続しにくい状態が続いた。販売元の県は同サイトにおわびを掲載。9月にも発売する第2期分の販売方法を見直す考えだ。

 熊本宿泊券は額面1枚5千円を7割引きの1500円で販売。観光予約サイト「VISIT熊本県」または電話で買えるようにした。県とサイト運営会社によると、発売と同時に想定を上回るアクセスが殺到して処理しきれない状態になった。サーバーの台数を9台から25台に、電話オペレーターを5人から9人に増やしたが、つながりにくい状況を解消できなかった。

 2日間ともつながらず購入できなかった熊本市西区の会社役員男性(75)は「販売方法に問題があるとしか言いようがない」と憤慨。大津町の元会社員男性(60)も「全国で多くの人がイライラして熊本への印象を悪くしたのではないか」と県の対応を批判した。

 県観光課は「購入希望者に不便で不快な思いをさせて申し訳ない」と陳謝。第2期分は、先着順より申し込みが集中しにくい抽選方式への変更などを検討する。(蔵原博康、中尾有希)