迂回路「安全運転を」 県警呼び掛け

阿蘇の道路網

 夏休みの観光シーズンを迎える中、熊本地震で大きな被害を受けた阿蘇地域の道路や鉄道は依然寸断されたまま、回り道や代替バスの利用を余儀なくされている。熊本県警は「迂回(うかい)路では渋滞も懸念される。安全運転を徹底してほしい」と呼び掛けている。

 大津町と阿蘇市を結ぶ国道57号は、南阿蘇村立野の大規模な斜面崩落で通行止めが続く。国道325号と結ぶ阿蘇大橋も崩落。県道の北外輪山大津線(通称・ミルクロード)を使って外輪山を越えるルートが、迂回路となっている。

 西原村と南阿蘇村をつなぐ俵山バイパスも全面通行止め。熊本市方面と南郷谷を結ぶ代替ルートとしては、グリーンロード南阿蘇が利用されている。

 ただ、いずれの迂回路も片側1車線でカーブが連続する山道。故障車も相次いでおり、県警交通規制課は「タイヤやバッテリーなどの点検を心掛けてほしい」としている。

 一方、鉄道はJR豊肥線の肥後大津-阿蘇間27.3キロが不通。高森-立野を結ぶ南阿蘇鉄道は全線で運休しているが、31日から高森-中松間7.11キロで部分運転する。(藤山裕作)

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