恐竜“大行進”に歓声 御船町の博物館が再開

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以前の姿を取り戻し、再開した恐竜博物館。早速、骨格標本に見入る家族連れでにぎわった=御船町

 熊本地震の影響で休館していた御船町恐竜博物館が24日、101日ぶりに再開した。朝から多くの家族連れが詰め掛け、迫力ある骨格標本19体が並ぶ「恐竜進化大行進」などの展示に歓声を上げていた。

 同館によると、建物の被災はほぼなかったが、骨格標本のアクロカントサウルス(全長約12メートル)の頭部が落下したり、収蔵庫の棚が損壊したりする被害が発生。修復終了後も、館内の一部を町の災害対応事務や救援物資集積のスペースとして使っていた。

 館内は、夏休み中の子どもたちで大にぎわい。5歳と2歳の息子2人を連れてきた福岡県筑紫野市の看護師、村勢洋輔さん(40)は「2人とも恐竜が大好き。来館することが復興の一助になればうれしい」と話した。

 「困難を乗りこえるためにも、博物館を再開させることが大事だと考えた。恐竜や地層に関する教育、遊びの拠点として、全国の子どもたちに楽しんでほしい」と藤木正幸町長。同館では、来場者から参加費(1口千円)を募って缶バッジに文字やイラストを書き、タペストリーに飾っていく「復興缶バッジプロジェクト」も開始。参加費は館の復興に役立てる。(田中祥三、池田祐介)

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