復興の語り部に

阿蘇ジオパーク推進協が研修会

©株式会社熊本日日新聞社

広告を表示できません。

約2メートルの陥没が見られる阿蘇市的石の水田地帯を訪れ、阿蘇火山博物館の渡邉一徳学術顧問(右)に質問する参加者ら=同市

 阿蘇ジオパーク推進協議会(会長・佐藤義興阿蘇市長)は25日、熊本地震で発生した地盤陥没などの自然現象について学ぶ研修会を阿蘇市で開き、一般向け見学会のガイド20人が理解を深めた。

 同協議会は、2014年の阿蘇地域の世界ジオパーク認定に合わせてガイドを養成。地元や熊本市などの約60人が登録し、ジオサイト(見どころ)などを案内してきた。

 地震後、案内業務は見合わせているが、旅行代理店からツアー実施の要望などもあり、復興につながる語り部として活躍してもらおうと被災状況や自然現象のメカニズムを学んで備えることにした。

 同市の阿蘇火山博物館学術顧問の渡邉一徳、須藤靖明両氏の案内で、外輪山の土砂崩落状況や水田地帯に生じた高さ約2メートルの段差などを見学。2人は「断層のような段差は太古の川の跡で、陥没してできた可能性が高い」などと説明した。

 参加した同市の児玉史郎さん(65)は「阿蘇は自然の影響を受けながら、独特の文化が形成されてきたことを伝えていきたい」と話した。(岡本幸浩)

トピック平成28年熊本地震

Follow us!

熊本日日新聞

こんなニュースも

紙面を彩った火の国球児たち

「夏の甲子園100回」を記念し、熊本出身のスターたちの〝球児〟時代を取り上げます。 第3弾は「打撃の神様」と呼ばれた川上哲治(熊本工出、人吉市出身)です。

ご購入はこちらから

Curated by

Curated by