激励のお返しに壁新聞制作 熊本市・碩台小4年

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熊本地震の被害や復興に向けた学校生活の様子を伝える壁新聞を手作りした碩台小の4年生たち。応援メッセージをくれた宮城県の小学校へ送る=熊本市中央区

 熊本市中央区の碩台小4年生34人が、熊本地震の被害から復興へ向かう学校生活を伝えた壁新聞を手作りした。同校へ励ましの手紙をくれた宮城県の小学校へ送るためで、大地震を経験した熊本と宮城の児童が心の交流を深める。

 碩台小に応援メッセージを送ったのは仙台市の七北田[ななきた]小。両校がそれぞれNIE(教育に新聞を)活動の実践校に指定されていることが縁で、6月、同校の4~6年生147人の手紙が碩台小に届いた。

 新聞の切り抜きを活用して「熊本と東北 心は一つ」「笑顔を」などの言葉が並ぶ七北田小からの手紙に、碩台小児童らはA1判の用紙に「まけるな熊本新聞」「ふっこう新聞」などのタイトルで壁新聞を手作り。

 「こわくてこわくて犬もふるえていました」「熊本のだいじな熊本城も被害をうけました」などと大地震に遭遇した恐怖や惨状をつづりながらも、再開された学校で運動会が開かれたりプール開きがあったりと、日常の学校生活を取り戻しつつある様子を伝えた。

 プールでどのくらい泳げるか挑戦していることを書いた吉田安珠さんは「大変なことがいろいろあったけど、みんなで頑張ってるよ、という気持ちを届けたい」と話していた。

 壁新聞は近く、児童が一人ずつ書いたお礼の手紙と共に七北田小に送る。(松本敦)