復興願う懐メロ響く ホテル日航で「うたごえ喫茶」

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往年のヒットソングを歌う参加者たち=熊本市中央区

 熊本市中央区上通町のホテル日航熊本で26日、熊本地震後初めて開く「うたごえ喫茶」があり、参加者約300人が復興を願い、歌謡曲など25曲を歌い上げた。

 同ホテルが2009年から続けるイベントで20回目。普段通う歌声喫茶が被災したため、申し込んだ人もいたという。シャンソン歌手の宮崎真由美さん(67)=西区=と、県合唱連盟顧問の平江純一さん(65)=南区=がソングリーダーを務めた。

 参加者は「三百六十五歩のマーチ」「見上げてごらん夜の星を」などを熱唱。県内の観光地を歌った「火の国旅情」では、阿蘇や熊本城などの歌詞に涙ぐむ姿もあった。合志市の主婦(78)は「胸に詰まる部分もあったが、気持ち良く声を出せた。歌の力を復興につなげたい」と笑顔で話した。(林田賢一郎)