まぐろラーメンに挑戦 三浦で夏休み親子料理教室

 子どもたちに地元の食材に親しんでもらおうと、「夏休み親子料理教室」が27日、三浦市初声町入江の初声市民センター実習室で開かれた。市内に住む親子16組36人が参加し、ご当地グルメの「三崎まぐろラーメン」づくりに挑戦した。食を通じた町おこしに取り組む市民団体「三崎まぐろラーメンズ」と三浦商工会議所の共催。

 三崎まぐろラーメンは、スープや具材にマグロを使うことなどを条件として2007年に復活し、市内の中華料理店などで提供されている。ラーメンズのメンバーからアドバイスを受けながら、子どもたちはマグロの尾の身など具材を親と協力しながら細かく刻んで調理。麺の湯切りも体験した子どもたちは、完成したラーメンをおいしそうに頬張っていた。

 ラーメンもマグロも好きという小学2年の阿部凪翔君(7)は「今まで食べたラーメンの中で一番」と笑顔。母親の美香さん(40)は「(子どもは)苦手な野菜も残さず食べることができた。家でも作ってみたい」と話していた。

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