指揮者・佐渡裕さん、南阿蘇村で励ましの公演

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力強く腕を振り、「スーパーキッズ・オーケストラ」を指揮する佐渡裕さん=南阿蘇中

 世界で活躍する指揮者の佐渡裕さんが芸術監督を務める、児童生徒の弦楽合奏団「スーパーキッズ・オーケストラ」(兵庫県)が27日、熊本県南阿蘇村の南阿蘇中で公演した。佐渡さんの指揮で、熊本地震の被災者らへ、癒やしと励ましを込めた旋律を届けた。

 小学生~高校生の34人がバイオリンやチェロなどで「ふるさと」や「さんぽ」を演奏。集まった中学生や親子ら約350人は手拍子したり口ずさんだりしながら楽しんだ。

 フィナーレは、アイルランド舞踊を元にした「リバーダンス」。佐渡さんは復興の槌音を思わせるように力強く両腕を振った。

 佐渡さんは趣味のゴルフなどで南阿蘇村をよく訪ねるといい、「避難所や仮設住宅の生活は大変ですが、暑い夏も元気で乗りきって。必ずまた来ます」とエールを送った。南阿蘇中吹奏楽部の岩根瞳子[とうこ]さん(3年)は「地震から立ち直り始めた背中を押してくれるような音色でした」と感激していた。

 公演は被災地に芸術家を派遣する県立劇場の事業の一環。29日は県庁や熊本市現代美術館でコンサートを開く。(堀江利雅)

トピック平成28年熊本地震

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