おもちゃで心癒やして 部分再開の南阿蘇鉄道・中松駅にカフェ

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おもちゃの展示が楽しめるカフェを中松駅に開店する高嶋千恵さん=南阿蘇村

 熊本地震で運休中の第三セクター「南阿蘇鉄道」が高森-中松駅間で部分運転を再開する31日、熊本県南阿蘇村の中松駅舎内に、おもちゃの展示スペースを備えたカフェが開店する。近くに住むオーナーの高嶋千恵さん(44)は「みんなの心や村の復興に役立ちたい」と意気込んでいる。

 会社員の夫・浩さん(51)は、戦隊ヒーローなどのおもちゃコレクター。小学生男児2人を育てていることもあり、千恵さんは「いつかおもちゃ博物館のような店を開きたい」と思っていたという。

 同駅にあったそば屋が2月に閉店したため、空き店舗への出店を村に申し込んだ。しかし、内定翌日に本震が発生。一家で千恵さんの福岡の実家へ避難し、5月の予定だった開店を延期した。

 しかし、部分運転の再開決定のニュースを聞き、その初日に店を開くことを決意。初回企画として、夏休みにちなみ昆虫ヒーローのおもちゃ約30点を並べる。当日は中古の縫いぐるみやウルトラマン人形も無料配布する。

 千恵さんは「子どもたちの心の傷を癒やし、お年寄りも集うような場所を目指したい。乗降客も交わってくれたらすてき」と夢を膨らませる。当面は日曜日のみ営業し、10月ごろから軽食を提供する。(福山聡一郎)

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