夏の風物詩花火大会

過去最高の9千発 小田原酒匂川で6日 小田原酒匂川花火大会が8月6日、小田原市寿町の酒匂川スポーツ広場を会場に行われる。今年は県内で3番目に多い約9千発が夏の夜空を彩る。

 主催する市観光協会によると、昨年は約7500発だったが、今年は市内企業から大口の寄付があり、花火と音楽をシンクロさせる「ハナビリュージョン」を一部増やし、過去最高の約9千発を4部構成で打ち上げる。また家族への感謝など応募があったメッセージを読み上げた後、花火を打ち上げる「メッセージ花火」も初めて行われる。

 午後6時半から同8時まで。荒天時は8日に延期。市観光協会は当日午後5時から、1席3千円の有料観覧席を50席限定で右岸本部で販売する。問い合わせは、同協会電話0465(22)5002。名物「願かけ花火」 湘南ひらつかは26日 約3千発が打ち上げられ、湘南の夏の風物詩として親しまれている「湘南ひらつか花火大会」が8月26日、湘南潮来(相模川河口)で開催される。願いを託して打ち上げられる「願かけ花火」の協賛者を募集している。

 願かけ花火は平塚名物のだるまをかたどり、数十発打ち上げられ、昨年は約500件の申し込みがあった。

 申込金は2500円。特典として、特別観覧エリア入場券(2人分)と願かけだるま絵(後日郵送)がもらえる。申込期限は8月16日。

 花火の打ち上げは午後7〜8時(荒天時は28日に延期)。問い合わせ・申し込みは、市商業観光課電話0463(35)8107。

 

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