不明学生捜索、ドローンでの調査開始 南阿蘇村

熊本地震で崩落した阿蘇大橋下流の河川敷。行方不明になっている大和晃さんの車とみられる黄色の車体(中央)は、大きな岩に挟まれている=2日、大津町(小型無人機で撮影。県、損保ジャパン日本興亜提供)

 熊本県は2日、熊本地震でただ一人行方不明になっている阿蘇市の熊本学園大生、大和晃[ひかる]さん(22)の捜索再開へ向け、南阿蘇村の阿蘇大橋の崩落現場で、小型無人機(ドローン)による調査を始めた。3日まで。大和さんが乗っていたとみられる車の回収方法などを検討し、今月中旬までに始める方針という。

 県、警察、消防など約20人が午前10時から開始。阿蘇大橋の崩落現場周辺の約1キロをドローンで空撮し、斜面の状況や岩など障害物の状況を確認した。

 大和さんの家族らが見つけた車体の一部があった現場では、大きな岩が転がる河原に大和さんの車と同じ黄色の車体を撮影。県災害対策本部は「重機を使えるかなどを含め効率的な方法を探り、一日でも早く捜索を始めたい」としている。

 大和さんの父親の卓也さん(58)は、南阿蘇村立野でドローンを操縦した地点で調査の様子を見守り、「水量や車体の位置は変わっていないようだが、大雨などで状況が変わる前に作業を始めてほしい」と話した。(藤山裕作、堀江利雅)

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