被災高生も共に走ろう 多良木高、運動施設を貸し出し

一緒に汗を流す大津高と多良木高の陸上部員ら=多良木町

 多良木高は、熊本地震で被災した地域の高校の運動部活動を対象に、陸上グラウンドや体育館、宿泊できるセミナーハウスを無償で貸し出している。2日からは大津高陸上部が2泊3日の合宿を始め、両校の生徒が共に汗を流した。

 多良木高は地震の被害がほぼなく、体育館が二つあるなど運動施設が充実していることから県内各校に貸し出しを申し出ている。これまでに熊本市の必由館高などが利用した。

 大津高は合宿施設などが被害を受けたこともあり、利用は5月に続いて2回目。今回は1、2年の男女14人が、多良木高陸上部の生徒たちと寝食を共にしながら、涼しい早朝や夕方を中心にトレーニングを積む。

 地震で車中泊を経験した大津高1年の今村海音[あまね]さん=阿蘇市=は「多良木高の生徒と楽しく交流しながら、思い切り練習して短距離走のタイムを縮めたい」と意気込んでいる。 (内海正樹)

©株式会社熊本日日新聞社

紙面を彩った火の国球児たち

「夏の甲子園100回」を記念し、熊本出身のスターたちの〝球児〟時代を取り上げます。 第3弾は「打撃の神様」と呼ばれた川上哲治(熊本工出、人吉市出身)です。

ご購入はこちらから