1球に込める「阿蘇は元気」 甲子園始球式へ決意

佐藤義興市長(左)に「阿蘇は元気だと全国に伝えたい」と、始球式への意気込みを誓う阿蘇中央高の倉岡真聖主将=阿蘇市

 7日に始まる全国高校野球選手権大会で、開幕試合の始球式を務める阿蘇中央高野球部3年の倉岡真聖[まさきよ]主将が4日、地元の阿蘇市役所に佐藤義興市長を訪ね、熊本地震からの復興への思いを胸に「全国に『阿蘇は元気だ』とアピールできる投球をしたい」と誓った。

 同校の選手たちは地震後、避難所で生活しながら練習に励み、7月の熊本大会に出場。「阿蘇に元気を」を合言葉に臨んだが、2回戦で熊本商業高に4-6で惜敗した。

 倉岡主将は甲子園のマウンドに立つ緑のユニホーム姿で市役所を訪問。佐藤市長に「元気と勇気が被災地に届く投球を期待したい」と激励され、「夢の舞台では被災者の復興への思いと、チーム全員の思いを1球に込めたい」と応えた。

 同選手権の大会本部は今回、熊本の元気な姿を全国に伝えようと、倉岡主将と、開会式の入場行進の先導役に東稜高の山門憲司主将を選んだ。(上杉勇太)

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