大震災時の経験学ぶ 八代の少年消防クラブ

 地域で防災活動に取り組む「少年消防クラブ」の交流会のため宮城県南三陸町を訪れた全国の小中学生約220人が5日、地元の消防団員らから東日本大震災の体験談を聞き、一瞬にして日常が奪われる大災害発生時の心構えを学んだ。

 会場は町内のホールで、参加者は町を襲った津波の映像を見た後、同町の消防団員阿部博之さん(58)の話を聞いた。阿部さんは、集落を回って住民の安否を確認した経験や、被災者が少ない食料を分け合って生活した避難所の様子などを説明。「普段の暮らしはできなくなる。我慢が大切だ」と訴えた。

 八代市から参加した小学6年の里見悠さん(11)は「あんなに津波被害がひどいとは思わなかった」と驚いた様子。東京都立川市の中学2年三浦行人さん(13)は「被災者が頑張っていたのを知り、すごいと思った」と話した。

宮城県南三陸町を訪れ、地元の消防団員の体験談を聞く小中学生ら=5日

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