のびのびアートで心ケア 崇城大生ら子どもたちと

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大胆な筆遣いで白い布に色を塗っていく子どもたち=7日、大津町

 絵を描いて熊本地震によるストレスを軽減するという「心をケアするアートプロジェクト」が7日、大津町大津の森林「オズの森」であった。崇城大芸術学部が主催し、東京芸大、東京学芸大の学生らと企画を考案。色とりどりの絵を描いた子どもたちが、自由な表現活動を満喫した。

 2~6歳児と保護者の計約30人が参加。崇城大の学生ら15人と一緒に縦1.2メートル、横15メートルの白い布2枚に、筆や手を使いアクリル絵の具で色を付けた。

 明るい紫色の線を描いた熊本市中央区の前田昇一郎君(6)は「いろんな色を使って楽しい。太陽に当たるときれいに見える」と満足した様子。崇城大大学院美術学科修士課程2年の木下裕介さん(23)は「表現することでストレスを気兼ねなく発散してほしい」と話していた。

 障害者や認知症患者らのアートプログラムを手掛ける東京都の会社「プログラムアートARTMaN」などが協力。御船町の老人福祉施設でも6日、布の染色に取り組んだ。(富田ともみ)