プレハブ仮設庁舎で業務再開 宇土市

©株式会社熊本日日新聞社

半壊した本庁舎に代わって建てられた宇土市役所仮設庁舎=8日、同市

 熊本地震で本庁舎が半壊し、近くの市民体育館を拠点としていた宇土市役所が8日、同市浦田町のプレハブ仮設庁舎で業務を再開させた。

 仮設庁舎は2階建て延べ約2800平方メートル。税務課、福祉課など市民サービス部門が1階に、総務課、財政課のほか、議会事務局などが2階に入った。

 朝礼で元松茂樹市長は「拠点ができただけでも復興の大きな1歩だ」と激励。午前8時半に開庁すると、市民が住民票発行や福祉相談などに続々と訪れ、職員たちはてきぱきと窓口対応に当たった。

 被災者支援室の中嶋誠也参事(33)は「ようやく落ち着いて仕事ができる。一つ一つの案件をより丁寧にさばいていきたい」と張り切っていた。

 印鑑証明取得に来た家業手伝い、駒田頼子さん(59)は「広い廊下に各課の窓口が並び分かりやすい。これぞ市役所。日常が少しずつ戻りつつつある」と復興の手応えを感じていた。(丸山宗一郎)