惣領神社の解体、熊本工高生お手伝い 益城町

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惣領神社の解体作業を手伝う熊本工高生=8日、益城町

 熊本地震で被災した熊本県益城町の惣領神社で、熊本工高(熊本市)の部活動「建築クラブ」に所属する1、2年生14人が8日、拝殿の解体作業を手伝うボランティアを始めた。

 同神社は建立100年の1944年、現在地に建てられた。地震で拝殿は大きく傾き、石灯籠や玉垣なども倒壊。夏休み中の熊工生のボランティアは、OBで宮守の末武有二さん(85)が依頼し、実現した。

 初日は、屋根材の銅板や釘を抜いたほか、解体作業を見て寝殿造りの構造を学習。2年の堀田寛貴さんは「住宅の設計士になるのが目標。地震の被害と木造建築の造りをしっかり学びたい」と話していた。

 「後輩の協力はありがたい」と末武さん。拝殿の再建計画は未定だが、「地域のよりどころとして、早く建て直したい」と話していた。(池田祐介)